2002年09月25日
デジタルアーツ株式会社

デジタルアーツ、ビジネス特化のフィルタリングソフト最新版を開発
規制カテゴリがさらに細分化された
「i-フィルター Business Edition Ver.4」発売

フィルタリングソフトメーカーのデジタルアーツ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:道具 登志夫)は、同社が開発、販売するビジネス向けWebフィルタリングソフトの最新版「i-フィルター Business Edition Vwe.4」を、2002年9月26日より販売開始いたします。

勤務中の私的インターネット利用には、近年増えているインターネット掲示板、Webメールからの情報漏洩や、無防備な社員の書き込みによる企業の信用低下などのリスクが潜んでいます。このような問題に対する企業の危機感に比例して、私的閲覧を遮断するWebフィルタリングの需要は高まっています。デジタルアーツでは、日々寄せられてくるお客様のニーズに応え、このたびビジネス向けに特化した「i-フィルター Business Edition」をバージョンアップし、規制できるサイトのカテゴリと各種マネジメント機能を追加・強化しました。本製品の特長であるユーザビリティ、GUIもより一層向上させ、管理者が従業員の業務環境に合わせて詳細で柔軟な設定を行える仕様になっています。

「i-フィルター Business Edition Ver.4」の主な特長は下記の通りです。

カテゴリの増加、詳細化

従来バージョンの、5段階でレベル設定を行う主な有害カテゴリ6種類(セックス、暴力など)はそのままに、ON/OFF設定のカテゴリをこれまでの10種類から26種類に増加し、合計48パターンに詳細化。企業からの要望が高いカテゴリを追加することで、それぞれの会社、部署のポリシーに柔軟に対応します。

5段階のレベル設定 Level0~Level4
セックス、ヌード、暴力、言葉・表現、カルト・オカルト、ギャンブル
ON/OFF設定
ライフ・レジャー(4) 求人情報、不動産、旅行、グルメ情報
金融・経済(3) オンライントレード、インターネットバンキング、金融情報
エンターテイメント(4) ゲーム、スポーツ情報、エンターテイメント、アミューズメント施設
ショッピング(2) ショッピング、オークション
コミュニケーション(5) 出会い、Webメール、掲示板、チャット、メールマガジン
不正技術(4) ハッキング・クラッキング、ウイルス配布・技術情報、違法ソフト・反社会行為、匿名アクセス・プロキシ情報
ストリーミング(2) ライブカメラ、ストリーミングメディア
ツール(2) ソフトウェアダウンロード、URL変換サイト
※()内はサブカテゴリ数

プロキシ認証(LDAP)

マシン単位ではなく、個人単位での設定が可能。DHCPユーザーもグループ設定、ログ画面、レポート機能でアクセスしている個々人を把握できるようになり、企業のWebマネジメント向上を支援します。

全体管理、部署ごとの管理など、複数管理者の追加

全体の管理権限と、各部署ごとの権限が別々に持てるようになります。情報システム部など全体の管理者でなくても、各事業部単位でその部署にあった設定管理・変更が可能。グループ設定画面ごとに閲覧権限が付与されるため、ISPで複数企業にフィルタリングサービスを提供するなどの用途も実現します。また、設定変更の履歴も確認できます。

「i-フィルター Business Edition Ver.4」はこの他にも、ブロックしないモードで観察的にレポートを取る機能が付加され、運用しながら部署・個人ベースでそれぞれの業務形態にあったポリシーの作成が可能となっています。FTP、Gopherなどのプロトコルにも対応しており、ユーザーの用途にあわせた幅広い機能でオフィスのインターネットをサポートします。

「i-フィルター Business Edition Ver.4」
発売日
2002年9月26日(Linux版、Solaris版)
※Windows版は10月下旬発売予定
価格
「i-フィルター Business Edition」標準価格
(次年度以降更新料半額)
【参考】1000ライセンス定価 1,528,000円(更新料764,000円)

以上