@NetHomeとデジタルアーツが提携し、
ペアレンタルコントロール トライアルサービスの提供を開始
子どもたちに見せたくないWebコンテンツを遮断

インターネットサービスプロバイダーのアットネットホーム株式会社（東京都目黒区、社長：廣瀬 禎彦）と、フィルタリングソフトメーカーのデジタルアーツ株式会社（東京都港区、代表取締役社長：道具 登志夫）は、特定の内容を含むインターネット上のホームページを表示させないようにするデジタルアーツのISP向けフィルタリングシステム「Active Rating System※（アクティブレイティングシステム）」を利用して、2002年12月24日よりアットネットホームの提供するブロードバンド･インターネット・サービス、@NetHomeのフルサービス会員（約36万世帯）に対してペアレンタルコントロールサービスの提供を開始することで合意しました。

デジタルアーツとしては、今回の提携が「Active Rating System」を利用した初の本格的なサービス提供になり、@NetHomeは本サービスを年末から展開する家庭向けキャンペーンの目玉として展開することになります。@NetHomeは、現在、ジュピターテレコムからブロードバンド回線の提供を受けている全国のケーブルテレビ局を含む全国のケーブルテレビ局にコンテンツを提供しており、今後は同サービスの会員に対し、家庭などで要望の高いペアレンタルコントロールサービスを、無料版から提供開始いたします。今後はサービス内容を拡大し、有料モデルでの提供も視野に入れていく方針です。

ブロードバンドによるインターネットが普及し、家庭で大人から子どもまでインターネット利用が進んでいる昨今、特に子どもたちがインターネットを使う際に、全世界に数億あるといわれる問題あるコンテンツ（アダルト、犯罪など）を遮断することが社会的に求められています。

全国のケーブルテレビ局にコンテンツを配信し、ファミリーユーザーに支持されている@NetHomeでは、ブロードバンド環境のインフラに、こうした問題あるコンテンツを標準的にブロックするフィルタリング機能を設けることで、世代を問わずに安心してインターネットを利用できる環境の普及を目指します。

さらに、従来ISPから提供しているフィルタリングサービスは、プロバイダーからの一元的な設定で行われるケースが一般的ですが、今回のサービスはお客様の端末で、フィルターをかけたいレベル、カテゴリをカスタマイズできるのが特長です。カスタマイズを可能にしたことで、家庭でのフィルタリング利用に一定の選択幅を持たせています。

デジタルアーツでは、これまで一般家庭向けにパッケージソフトとしてフィルタリングソフトを販売してきましたが、今回のアライアンスにより、プロバイダーの回線を経由したフィルタリングサービスを通じて、コンシューマ市場のさらなる拡大を図ります。

@NetHomeにおけるペアレンタルコントロールトライアルサービス（ペアレント・アイ）提供内容