サン･マイクロシステムズと連携し
Webフィルタリングアプライアンスのラインナップを拡充

フィルタリングソフトメーカーのデジタルアーツ株式会社（東京都港区、代表取締役社長：道具 登志夫、以下デジタルアーツ）は、サン・マイクロシステムズ株式会社（東京都世田谷区、代表取締役社長：菅原 敏明、以下サン）と連携し、サンの販売するLinuxOS対応サーバ「Sun LX50」をベースとし、デジタルアーツが開発、販売するビジネス向けWebフィルタリングソフト「i-フィルター Business Edition」を搭載したアプライアンス製品を2003年4月21日より販売開始いたします。

中小企業における、Webフィルタリング導入が大企業に比べて遅れている背景には、コスト面の問題に加え、ネットワークセキュリティに対する人材確保が困難といった現実があります。こうした企業に求められているのが、コスト面に優れ、かつ手間がかからないセキュリティ・アプライアンス・ソリューションです。このたび販売を開始する「Sun LX50」のフィルタリングアプライアンスは、前述のような問題を回避し、低コストで、OSと同時にフィルタリングソフトのインストールが完了するという工数の削減を実現しました。また、アプライアンス製品ならではの容易な運用、安定したパフォーマンスを提供します。

「i-フィルター」はx86系Linux/SolarisからSPARC/Solarisまでサンのプラットフォームでスケーラブルに対応可能ですが、本件を通しデジタルアーツはセキュリティ分野での製品開発、マーケティング体制等、サンとの協業体制を一層強化し、中小企業におけるWebフィルタリングソリューションの拡充を図っていきます。

「i-フィルター Business Edition」

純国産のWebフィルタリングソフト。URL、語句/単語、PICS等多段のフィルタリングが可能であり、特長としては日本語サイトのデータベースが特に充実しているほか、設定画面他のGUIも使いやすく、これまでに規模の大小を問わず企業、官庁等に多数導入されている。

今回の連携に関して、サン･マイクロシステムズ株式会社よりコメントを頂いています。

サン・マイクロシステムズ株式会社

エッジ・ソリューション事業本部　本部長　北島 弘 殿
サン・マイクロシステムズ株式会社は、この度デジタルアーツ株式会社の「i-フィルター Business Edition」のアプライアンス版の販売開始に関して歓迎の意向を表明いたします。本製品は、サンのLinuxサーバ「Sun LX50」で利用可能になり、簡単に導入が可能なセキュリティ・アプライアンスが実現できるようになります。これにより、Solarisオペレーティング環境版とあわせて、今後のネットワーク社会でますます重要となるセキュリティに対する強力な解決策になるものと確信しております。今後もサンは、セキュリティ分野において、デジタルアーツ株式会社との協業体制をより一層強化していきます。