2004年02月18日
デジタルアーツ株式会社

テンアートニ、大塚商会、デジタルアーツ、
Webフィルタリング機能搭載のアプライアンスサーバを共同開発
~安定した運用が可能なセキュリティアプライアンスソリューションを提供~

株式会社テンアートニ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:喜多 伸夫、以下テンアートニ)、株式会社大塚商会(本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚 裕司、以下大塚商会)、デジタルアーツ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下デジタルアーツ)は、数十人から1,000人規模の企業までを対象としたWebフィルタリングアプライアンス製品「i-フィルター for EasyNetBox(アイフィルター フォー イージーネットボックス)」を開発、2004年2月18日より販売を開始いたします。

勤務中の私的インターネット利用には、近年増えているインターネット掲示板、Webメールからの情報漏洩や、無防備な社員の書き込みによる企業の信用低下などのリスクが潜んでおり、私的閲覧を遮断するWebフィルタリングソリューションは、セキュリティの視点からもニーズが高くなっています。しかしコスト面の他、ネットワークセキュリティに対する人材確保が困難といった問題から、中堅中小企業におけるWebフィルタリング導入が大企業に比べて遅れているのが現状です。こうした企業に求められているのが、コストパフォーマンスに優れ、かつ手間がかからないセキュリティ・アプライアンス・ソリューションです。

このたび販売を開始する「i-フィルター for EasyNetBox」は、導入・運用が簡単にできるアプライアンスサーバ「EasyNetBox」(開発元:テンアートニ 販売:大塚商会)をベースに、デジタルアーツの最新版Webフィルタリングソフト「i-フィルター Business Edition」Ver.5(開発元:デジタルアーツ)を搭載してテンアートニとデジタルアーツが共同で開発、大塚商会が総販売代理店となり販売を開始します。保守サポートは大塚商会のトータルαサポート21が行います。

「i-フィルター Business Edition」は純国産のフィルタリングソフトとしてこれまで企業、官公庁など幅広い導入実績があり、国産ならではのユーザビリティと高い精度、パフォーマンスが評価されています。今回搭載される最新版のVer.5では、従来の「閲覧を遮断する」機能に加え、「情報収集のための閲覧は許可しつつも、クライアント側からの情報発信はストップする」という「発信制御機能」が搭載されており、情報収集のために幅広いサイト閲覧を許可しながらも、掲示板、Webメールなど参加型サイトへの書き込みは禁止する、などの運用が可能となります。「i-フィルター for EasyNetBox」は、導入・管理コストを抑えながら柔軟なアクセスコントロールを実現することで、企業規模の大小にかかわらず、セキュリティ強化と理想的なインターネット利用を推進します。

製品の詳細

  • 製品名:「i-フィルター for EasyNetBox」
  • 製品構成/販売予定価格:
    ・Cube RAIDモデル/¥570,000~
    ・1U Rackモデル/¥733,000~
  • 備考:保守サポート(別途有償)-ヘルプデスク(電話・E-mail)
    ※大塚商会の保守サポートセンタートータルαサポート21が担当
  • ※ Linux は Linus Torvalds の商標です。
  • ※ 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
株式会社テンアートニについて
テンアートニは1997年より、JavaとLinuxをコアテクノロジとしたシステムインテグレータとして、供給者の論理でない、お客様が真に求めるソリューションの開発を推進してまいりました。Linuxとオープンソースソフトウェア、そしてWebアプリケーションの全般に渡って、コンサルティングからシステム開発、導入支援、運用管理支援まで、幅広いサービスと製品を提供致します。
株式会社大塚商会について
大塚商会は、コンピュータ、複写機、通信機器、ソフトウェアの販売及び受託ソフトの開発を行うシステムインテグレーションと、サプライ供給、保守、教育支援等のサービス&サポートを提供しています。Linuxを利用したシステムの開発、販売やサポートにおける実績を活かし、Linux関連ソリューションのサポートを、ハード、OS、データベースからアプリケーションまで、ワンストップのサポートとして提供しています。

以上