2004年08月11日
デジタルアーツ株式会社

デジタルアーツとプラネックス、家庭市場に向けて、
インターネットフィルタリングサービス促進で協業

フィルタリングソフトメーカーのデジタルアーツ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下デジタルアーツ、証券コード2326)と、プラネックスコミュニケーションズ株式会社(東京都中央区、社長:久保田 克昭、以下プラネックス、証券コード6784)は、プラネックスの一般市場向けネットワーク製品(無線LAN関連製品、ルータ)と、デジタルアーツのフィルタリングソフトを組み合わせ、双方の市場拡大に向け協業することで合意しました。

今回の協業は、LANを構築している家庭において、子どもが有害サイトなどに遭遇する危険をフィルタリングによって防止しようという試みです。家庭内LANは今後ますます普及していくと見られ、それに伴い、ネットにつながったパソコンが複数台ある状況で、親の目の届かないところで子どもがインターネットを使う機会も増加します。今回の協業は、まずプラネックスの販売する一般ネットワーク製品に、デジタルアーツのフィルタリングソフト「i-フィルター」をすぐに利用できるような案内を同梱して出荷し、市場性を検討した後、無線LAN関連製品、ルータ等への組み込みタイプの製品に切り替えてバンドル開始することを視野に入れて展開します。

デジタルアーツではこれまでにも、インターネットサービスプロバイダからのフィルタリングソフト提供、家庭用PCやホームサーバーなどへの搭載を行ってきました。今回、無線LAN関連製品やルータ等一般ネットワーク製品とフィルタリングソフトのコラボレーションにより、周辺機器市場にも進出することとなります。家庭内LANを構築するのに必ず必要となるルータ等のネットワーク機器をおさえることで、今後ますます広がる家庭でのネット利用に対して、すぐにフィルタリングが利用できるという状況を拡大させていきます。両社は、家庭内でLANを構築する場合に懸念される、保護者の目が届きにくくなる状況を改善し、より安心して子どもがインターネットを使うことができるような環境づくりを促進していきます。

対象モデル

以下のプラネックス製品に「i-フィルター」試用版の案内を同梱して出荷します8月中旬出荷予定の現行及び新発売となる一般市場向けのネットワーク製品全般(無線LAN関連製品、ルータ)

対象ソフトウェア

デジタルアーツの家庭用Webフィルタリングソフト「i-フィルター Personal Edition 3」家庭で未成年者に閲覧させたくないWebページへのアクセスを遮断するソフトウェア。プラネックス製品買い上げ時に、バンドルされている案内にしたがってダウンロードするタイプ。30日の試用期間を経て本サービスへ移行する。(本サービス移行時4,200円が必要)

プラネックスコミュニケーションズ株式会社について

1995年設立。インターネット関連デバイス、ネットワーク関連デバイス、モバイルコンピュータ関連デバイス、デジタル通信関連デバイスなどの開発・製造・販売を行う。消費者ニーズをいち早く汲み取った低価格ネットワーク製品の販売を通して、企業、個人双方の情報活動を円滑にし、生産性の向上に貢献している。 JASDAQ、証券コード6784

以上