2004年09月02日
デジタルアーツ株式会社

企業、官公庁の情報漏洩対策に、新しいWebフィルタリングソフトWebサイトへの
書き込み、ファイルのアップロードを完全管理する
「i-フィルター® Business Edition Ver.5.5」
9月16日販売開始

フィルタリングソフトメーカーのデジタルアーツ株式会社(東京都港区、代表取締役社長:道具 登志夫、以下デジタルアーツ、証券コード2326)は、企業・官公庁向けのWebフィルタリングソフト「i-フィルター Business Edition」に、昨今大きな問題となっている、Webブラウザを経由した情報漏洩の対策機能を盛り込んだ新作ソフト「i-フィルター Business Edition Ver.5.5」を、2004年9月16日より販売開始することをお知らせいたします。

本製品の最大の特長は、企業の従業員が、会社のネットワークから電子掲示板などに不用意な書き込みをしようとした場合に、その書き込みを止めることができるほか、書き込もうとした内容の記録をとることができる点にあります。また、書き込みを許可していても、場合によっては書き込んだ内容を参照できるよう、ファイルに記録する機能を搭載し、昨今大きな問題となっている情報漏洩や問題ある書き込みに対し、企業が迅速な対策、防衛策を取れるような仕様となっています。

加えて、オンラインストレージを悪用した情報漏洩や、うっかり公開したファイルからの情報漏洩を防ぐため、HTTP経由のファイルアップロードを阻止する機能を搭載しました。アップロードしようとしたファイルの内容を記録することも可能です。

この製品では、従来のWebフィルタリングソフトの機能を十全に利用することが可能ですが、ここに情報漏洩対策の機能を強化したことで、Webフィルタリングソフト1製品で解決できる範囲が広がり、この製品と同等のソリューションを複数製品で行う場合に比べ、導入のコスト、手間などを大幅に軽減することが可能です。

「i-フィルター Business Edition」は、Webブラウザ経由の情報漏洩にはじまり、社員のインターネット利用に関する全般を管理するツールとして、企業内の安全で効率の良いネット利用を促進するツールとして進化していきます。

「i-フィルター Business Edition Ver.5.5」の主な新機能は下記のとおりです。

「i-フィルター Business Edition Ver.5.5」新機能

  • POSTフィルターを情報漏洩対策用に大幅に強化しました。
  • 書き込み記録機能
    ブラウザ経由で送信しようとした情報を「i-フィルター」が記録することができます。また、書き込み内容は「i-フィルター」の管理画面から確認することができます。
  • 語句・単語フィルター強化
    検索単語だけではなく、書き込もうとした内容に対して単語フィルターを適用するようになりました。
  • HTTPのファイルアップロード禁止、アップロード内容の保存ができるようになりました。

対応OS

OS Solaris 8(SPARC版64bit/32bit、X86版)
Solaris 9(SPARC版64bit/32bit、X86版)
Red Hat Enterprise Linux AS/ES 3
Red Hat Enterprise Linux AS/ES 2.1
Red Hat Linux 9
Turbolinux 8 Server
Windows 2000 Server
Windows Server 2003, Standard Edition
(各日本語版)

価格

ライセンスによって異なります。
参考価格:10ライセンス 68,000円~

以上